復職面談
28日、会社で復職面談をしました。産業医や担当職員、人事部、直属の上司などが出席したため、総勢10対1という圧迫面接のようでしたが(就活の最終面接より人が多い)、結論から言えば「復職に向けて動いて良い」という許可を得られたのでした。あ〜〜、緊張した。
復職面談の傾向と対策
- カウンセラー、主治医、休職経験のある同僚と面談対策を考える。A4の紙1枚に休職に至った経緯をまとめて持っていく
- 産業医に合わせ、想定問答を考えておく。何とかその医者が納得するように振る舞う(これに尽きる)
- メークはクッションファンデーションとパウダー。血色が良く見えるようピンク系のチークを入れる。眉毛はしっかり目に描く!アイシャドーは単色でラメの少ないものを選ぶ。マスカラとアイライナーは派手になるので省略するが、ビューラーでまつ毛は上げて快活な印象に。リップティントを何回か塗って血色良く見せる。清潔感はつくれる!!
産業医に聞かれたこと
- 復職するまでに色々とあったということを聞いているけれど、自分で軽く説明してくれる?(●月にこういうことがあって・・・と軽く説明)
- 自分としては何月頃からよくなってきたと思う?その理由は?
- 大丈夫?本当に大丈夫??(かなりしつこく聞かれたが、その度に「大丈夫です⭐︎」と笑顔でアピール)
- これまでに気分が落ち込むことはあった?理由は?
- 家族に病歴はあった?どこの病院に行っていたの? など
30分の面談の予定が、15分であっという間に終わり「じゃあ○週間のプログラムを受けてください」と言われて終了しました。うちの産業医はロクでもないと聞いていたけれど、思ったほどではなかった笑。ロクでもないというより、個人医院を開業したらやっていけないだろうなという感想を持ちました(結局ロクでもないってことか?笑)。
読んでいる本のこととか、肩こり・腰痛について突っ込まれるかと思ったけれど、それもありませんでした。逆に家族の病歴や病院について聞かれるとは思わなかった。完璧な想定問答を作るのは難しいですが、それが目的ではないのでまずはよし。
わたしは会社に戻る道を選びましたが、日本に生きる休職者全てがそれを選べるとは思っていません。退職に追い込まれる人はたくさんいます。その中で自分の置かれている立場は残念ながらとても珍しいし、それゆえありがたいことだと思っています。会社や周囲の人、環境全てに心から感謝しています。
と同時に、過重労働や人間関係のストレスで休職する人を1人でも減らせるよう、会社は予算を割いてほしい。売上高や利益を増やすことはとても素晴らしく、大事なことです。しかし、休職する社員を出すより、社員の不安な気持ちを取り除くことにお金をかけたほうが、長い目で見れば稼げる企業になれると思います。
全ての人が極度の不安から解放される日が来ることを心から祈っています。
ご参考