アラサーOLの備忘録

東京に暮らすアラサーOLです

映画「パリの調香師 しあわせの香りを探して」

映画「パリの調香師 しあわせの香りを探して」を見た。「ヒューマントラストシネマ有楽町」の近くで仕事をしたとき、何枚かチラシをもらったうちの1つ。希望が見出せそうな映画が見たいなと思い、この前行ってきたのだ。

 

新聞や週刊誌で読む限り星3〜4つだったので、大傑作ではないにても、それなりに楽しめるのではないかと思っていた。

 

しかし、結論から言うとどこか物足りない映画だった。

(ゆるいネタバレをしています)

 

ストレスにより嗅覚を失った調香師アンヌと、運転手の仕事を辞めさせられそうなギョーム。ギョームは娘の親権も元妻に奪われそうな状況だ。この二人が仕事を通して自分の輝きを取り戻していくというのが簡単なあらすじだが、どうもねえ・・・。

 

アンヌは嗅覚を失って専門医に行くのも躊躇う中年で、魑魅魍魎が跋扈する香水業界に戻れないだろうと悲観している。いや、まず専門医行けやと思ったのはわたしだけじゃないだろう。ギョームは娘の共同親権がほしいのに、なんかテキトーな男なんだよな。

 

フランスや周辺諸国の風景は美しいし、まあ確かにハッピーエンディングなんだけど、何だかなーー。人物に深みもないし、業界のドロドロも伝わってこないし(ディオールが協力しているのもあるけど)、あと主演の2人に華やかさがないのよ!!ここ大事。

 

あ、でもフランス映画には珍しく男女関係にならないのは良かったかも。そんなこんなだから星3〜4つになったんだろうな。納得です。わたしもつけるとしたら星3つ★★★

 

でもヒューマントラストシネマ有楽町のラインナップは楽しみなので、会員カードを作ってみた笑。これから見に行くのが楽しみだなー。