山下達郎「PERFORMANCE 2019」@市川市文化会館
死ぬまでにやりたい100のリストに挙げていた夢が、1つ叶いました。山下達郎のコンサートを見ることができたのです。それも1階6列目という近さで。
本来ならツアー初日の、6月6日に開催される予定だったライブは、バンドメンバーの病気療養で延期に。3ヶ月の長いリハーサルを経て(笑)素晴らしい初日になりました。
わたしは別に山下達郎の大ファンというわけではないけれど、最新アルバム(と言っても発売は2011年)の「Ray Of Hope」はiTunes Storeで買って熱心に聴いておりまして。
東日本大震災の影響も受けた作品で、当時から「良いアルバムだなあ」と思っていたのですが、休職したら「希望という名の光」の歌詞が印象に残るようになりました。
運命に負けないで
たった一度だけの人生を
何度でも起き上がって
立ち向かえる力を送ろう
どちらかというと音の職人のようなイメージがあったのですが、詩も良い。シンガーソングライターって才能と努力の塊で、才能も努力する姿勢も持ち合わせない自分にとっては、いつまでも憧れの存在です。
生・達郎はジーンズ履いてて、お尻上がってて若い!最初から知っている曲続きでテンション爆上がりだったのですが、知らなくても確実に楽しめる。舞台装置にもこだわっていて、その辺の演劇より演劇的で面白い。そりゃ文化庁も褒め称えますよね(2015年芸術選奨)・・・という素晴らしいステージでした。この素晴らしさは説明するより、1回見てもらったようがわかる。
また聴きにいけますように。