アラサーOLの備忘録

東京に暮らすアラサーOLです

JETSETにたまに行く

シャンプーとブロー専門の美容室「JETSET(ジェットセット)」に行くようになったきっかけは何だったかなー。大事な仕事の前に髪の毛をセットしたいけど美容院に行くまでじゃない、そもそも髪の毛を自分で洗うのがめんどい、最悪髪は洗えるけど自分でセットは無理だ、とか色々考えていたときにホットペッパービューティー を探して見つけたのだと思う。

それまでは「シャンプーだけで美容院に行くのはダメだよね・・・」と気後れしていたが、JETSETの登場で堂々とできるようになった。

 

最初に行ったのは六本木ヒルズの店舗で、徹夜明けで気合いが入らないときだった。仕事が忙しくてシャンプーどころではなく、朝に予約を入れてそのまま向かった。とにかく眠かった記憶がある。

 

店内はこぢんまりしているが清潔で暖かい雰囲気だった。美容師さんもフレンドリーだが馴れ馴れしくなく、落ち着いて話せた。完全に偏見だが六本木の高飛車な感じがすごく苦手なので、これはありがたかった。

 

まずこんな感じにしたいとカウンセリングをして、シャンプー台へ。結構ガシガシ洗うタイプのシャンプーなので好き好きはあるかもしれない。わたしはかなり好き。自分では強めにやらない分、こういうところではしっかりやってほしいと思う派。ブローも丁寧にやってくれて、全部で30分くらいで終わる。値段は約4000円。

 

驚いたのはドリンクサービスがあること。お茶やコーヒーを出す店はあるが、スパークリングワインもあるとのこと。驚きすぎて、徹夜明けなのにスパークリングワインを頼んだ。銀座店ではビールも出してくれる。「オーナーがアメリカの人で『日本の女性は頑張りすぎ!リラックスしてほしい』という思いから生まれた」とのこと。わたしはそんなに頑張ってないけど、ありがたい。

 

営業の男性も仕事前によく来るらしい。確かに短い男性の髪だと癖が出やすくて、自分でスタイリングをやるのは難しそう。ここなら強めのシャンプーとマッサージ、ブローもやってくれるから、営業前に気合が入りそうだと思った。

 

サブスク(定額で通い放題)文脈でもよく出てくるジェットセット。シャンプーとブローで悩んでいる人に行ってもらいたいし、感想も聞きたい!

養生館はるのひかり

昨春、箱根で泊まった「養生館はるのひかり」がとてもよかった。

 

コロナ禍となり、部屋で仕事をすることが増えた。しかし、当時のわたしの部屋はとてつもなく荒れていて、仕事ができる雰囲気ではなかった。「これは逗留できる温泉を探すしかないか」と、CREAの「ひとり温泉特集」を探して見つけたのが「はるのひかり」だ。

 

最寄り駅の箱根湯本駅までは東海道新幹線で行く。小田原駅で箱根登山線に乗り換え。箱根湯本駅から徒歩で向かうのは勧められていないが、時間があったので歩いて行った。急勾配の坂があるので、本当にお勧めできない笑。帰りは待ってでも路線バスを使おうと心に誓った。でも、散歩にはちょうど良い季節だった。

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20分くらい歩いて「はるのひかり」に到着。落ち着いた雰囲気で、ひとり客も多いらしい。連泊が推奨されていたので、2泊3日で予約した。
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和室10畳の部屋。部屋も広いし、ちゃんと机があるのも嬉しい。疲れたら布団に寝っ転がっていた。宿に着いた途端に雨が降ってきたこともあり、外出はせずにひたすら部屋と温泉を行き来して過ごした。
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野菜を中心にした「養生食」。いつも肉や魚をたくさん食べているので、野菜がメインの食事は新鮮だった。野菜は嫌いじゃないけど、別に好きでもない存在。でもここで食べたときは味が濃くて、歯応えがあって、時間をかけて食べるのも悪くないなあと思った。

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温泉はぬるめから熱めまであったので、基本はぬる湯に入ってダラダラしていた。お風呂で読める文庫本が何冊かあり、夏目漱石李白を読んだ。温泉でこんなに夏目漱石のことを考えることになろうとは。
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自分より若い人は見かけなかったけれど、思ったよりは客の年齢層が幅広かった。みんな疲れているし、落ち着いた空間を求めているんだろうな、としみじみ思った。こういうひとりOKの宿がどんどん増えてほしい。
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春がきた

東京の桜は満開になり、少しずつ散り始めた。気温が上がってくると、気分も高揚してくる。

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やっぱり関東は最高!そう思うのは晴れる日が多いから。関東出身の人は何とも思わないだろうけど、東北出身者から見れば奇跡みたいな日々が続く場所。そりゃ栄えますよ。

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こんな陽気な日が続いてほしいな。

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豆花(トウファ)が好きなもので

「豆花(トウファ)」って知っていますか?豆乳を使った台湾のスイーツで、シロップや落花生などの豆類、ハトムギなどと一緒に食べるのが一般的。都内でもじわじわと店舗が増えており、見かけることが多くなった。

 

2年前、なぜか浅草を散歩していたときに「浅草豆花大王」を見つけた。何の店だろうと思って入ったのが、豆花を知ったきっかけだ。豆乳が好きなので豆花ももちろん好みの味わいで、すっかりハマった。新型コロナの影響もありなかなか行けなかったが、この前友達と久しぶりに浅草に遊びに行ったついでに伺った。

 

いちごの豆花(期間限定)。いちごがどっさりで、シロップがおいしい。期間限定だが、他のフルーツを使った豆花が出ていることもある。

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暑い日だったので冷たい豆花を。ハトムギ、タピオカ、白キクラゲをトッピング。満腹になりました。豆花以外のメニューもおいしい。特に鹹豆漿(シェントウジャン)が好き。

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店を切り盛りするオーナーが日本ハムファイターズファンで、王柏融(ワン・ボーロン)のユニフォームが掲げられていたり、 色々と発見がある面白いお店。奥浅草に行く人は滅多にいないと思うけど、浅草散歩ついでにいかがでしょうか?

母、再入院

3日前に母が再入院した。甥っ子の写真を共有しているアプリ「みてね」に足跡はあったのに、コメントが付いていなかったため「何かあったのかな?」と思っていたが、想定以上の結果だった。LINE電話で話していた友達たちに思わず「なんか母、再入院したっぽい」と話してしまい、場を微妙な空気にしてしまった。

 

「今日、入院したわ。いつまでとか未定です。呼吸が苦しくて、我慢の限界だったわ」とLINE。我慢強いのは東北の人間の良いところであり、悪いところでもあると思う。何かあったら、すぐにでも周りの人に助けを求めて欲しいのに、母は我慢してしまうことが多い。少しは父やわたしの我慢弱さを真似すればいいと思う。

 

息苦しいのは肺から来ているらしい。転移しているということだ。すぐに次の段階の治療を始めると思うが、不安は募る。母自身はもっと不安だろう。

 

全てを放り出して帰りたい気もするけれど、母はわたしに真面目に働いてほしいだろう。やりたいことと現状がブレブレすぎて、疲れる。春は近づいているというのに。

うに丼を食べた

突然だけど、うに丼が好きだ。うにも好きだし、ご飯も大好き。好きなもの+好きなもの=最高である。

 

うにを好きになったのは会社の先輩と寿司屋に行ったとき「食べてみなよー」と軽い感じで勧められたから。貝類が嫌いなので食べられないだろうと偏見を持っていたが、尊敬する先輩の手前、食べた方が良いと思った社会人のわたし。「ええい、ままよ」と食べてみたら、とろける食感と濃厚さに感動してハマった。ちなみに一緒に食べたタラコ巻きは気持ち悪くなって、いまだにダメ。

 

それからは北海道や都内の店でうにを食べたり、外出自粛期間中に岩手や天草のうにを頼んで楽しんだ。だいたい250グラムを頼んで、後悔するパターン笑。でも送料とか考えると、100グラムより250グラムがいいと思い込んでしまうのだ。

 

身崩れをさせないためにミョウバンを使ううににもよく出会うが、ミョウバンの味が前面に出るのでおいしく感じない。安い寿司屋に行ってもうにを頼まないのは、良いうにを仕入れていない香りがするから。結局おいしいうにを都内で食べるには、それなりのお金を使わないとダメだというのがわたしの結論だ。

 

先日、まあまあ大きな仕事が終了し、取引先や会社内でそれなりに評価された。「これはうに案件だな」と午前中に仕事をしている時に感じ、お昼はうに丼を食べに築地場外市場に行くことにした。店はうに丼が有名な「鮨國」。

 

こちらが「元祖こぼれうに丼」!!写真には写っていないが、少しこぼれたうにがある。

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おすすめの食べ方に従い、まず何も付けずに一口。

 

おいしい!全然生臭くない奇跡。なにこのうに、超まろやか。クリーミーだよ、おいしいよ。はー、何でこんなにおいしいんだろう。とめちゃめちゃ箸が進む。うに、うにとご飯、たまに海苔。ちょっと醤油。うに、口の中でとろけてもういないんですけどー!あれ、全然飽きない。うにを食べ続けると飽きてくるはずなのに、そんなことないうに丼に巡り会えたんだ!わたしは。感動。うに、ありがとう。うにに関わったすべての人にありがとう。全世界にありがとう。気づいたら30分で完食していた。

 

そしてわたしは現金で4200円+税を払い、築地を後にしたのだった。30分、4200円の夢の跡。くーーー、これからも稼いで食べに行くぞ!!

 

鮨國
〒104-0045 東京都中央区築地4-14-15 築四ビル1F
13,000円(平均)4,500円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

映画「パリの調香師 しあわせの香りを探して」

映画「パリの調香師 しあわせの香りを探して」を見た。「ヒューマントラストシネマ有楽町」の近くで仕事をしたとき、何枚かチラシをもらったうちの1つ。希望が見出せそうな映画が見たいなと思い、この前行ってきたのだ。

 

新聞や週刊誌で読む限り星3〜4つだったので、大傑作ではないにても、それなりに楽しめるのではないかと思っていた。

 

しかし、結論から言うとどこか物足りない映画だった。

(ゆるいネタバレをしています)

 

ストレスにより嗅覚を失った調香師アンヌと、運転手の仕事を辞めさせられそうなギョーム。ギョームは娘の親権も元妻に奪われそうな状況だ。この二人が仕事を通して自分の輝きを取り戻していくというのが簡単なあらすじだが、どうもねえ・・・。

 

アンヌは嗅覚を失って専門医に行くのも躊躇う中年で、魑魅魍魎が跋扈する香水業界に戻れないだろうと悲観している。いや、まず専門医行けやと思ったのはわたしだけじゃないだろう。ギョームは娘の共同親権がほしいのに、なんかテキトーな男なんだよな。

 

フランスや周辺諸国の風景は美しいし、まあ確かにハッピーエンディングなんだけど、何だかなーー。人物に深みもないし、業界のドロドロも伝わってこないし(ディオールが協力しているのもあるけど)、あと主演の2人に華やかさがないのよ!!ここ大事。

 

あ、でもフランス映画には珍しく男女関係にならないのは良かったかも。そんなこんなだから星3〜4つになったんだろうな。納得です。わたしもつけるとしたら星3つ★★★

 

でもヒューマントラストシネマ有楽町のラインナップは楽しみなので、会員カードを作ってみた笑。これから見に行くのが楽しみだなー。